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Kanaさんの"生きていくと言うこと"にTBです。
この記事を読み、私の頭の中に浮かんだのは「もったいない」という言葉。 ...大量消費社会のアメリカにあって、ますます日常的に口にしているのですが、 それに対応する英語がないことが、とても不思議でした。 日本語の判るアメリカ人に尋ねると、「what a waste!」とのことですが、 「無駄」という事実に主眼を置いた、合理精神を体現した言葉のような印象があり、 「もったいない」という言葉が想起させる感情... ⇒モノへの感謝・尊敬が根底にあり、それを残すことについて申し訳なく思う気持ち... まで感じ取ることができないように思うのです。 文化によって言葉は異なるもの。 同じように物を慈しみ「もったいなく」思う気持ちはアメリカにもあるのだと思いますが、 「もったいない」の持つ意味合いを伝えようとするなら、 「"what a waste!"+アルファ」の説明が必要になるでしょう... 概念が「社会に根付いた感覚か否か」の違いが語彙の違いに現れるように思います。 物に、食べ物に、時には形のない「機会」に対して... ことあるごとに、「もったいない!」と、両親に言われて育った私。 短い言葉に宿る多くの意味を実感しながら育ったんだなぁと、最近、改めて感じます。 時は変わって、物があふれる時代。子供も沢山のモノに囲まれて育つようになりました。 「お下がり」という言葉も死語になりつつあるのでしょうか... 「もったいない」という言葉、色あせることなく受け継がれていってほしいと思いました。 ...ここで疑問。 「もったいない」ってどういう意味合いを持つ言葉なのでしょう? 言葉のニュアンスを英語で伝えきれない、と思いつつ、 正確にはどういう意味合いを伝えたいのか?と思ったので、調べてみました。(広辞苑) ■もったい 【勿体・物体】 (物の本体の意) [1]重々しいさま。物々しいさま。 そして「もったいない」ですが、諸説ある中、「物に体無し」が語源で、 「物のありようや形態が本来の姿から、はずれている」という説が有力なのだとか。 「"物固有の価値・本質"を全うせず、途中で失うこと」、と解することができそうです。 ■もったいない 【勿体無い】 (物の本体を失する意) [1]神仏・貴人などに対して不都合である。不届きである。 モノの本体・値打ちを尊ぶ考え。 森羅万象に八百万の神を見出した、日本古来の考え方とも符合するように思います。 □「外国人と日本語教育」サイト⇒みんなの掲示板保存版⇒目次⇒「もったいない」 非常に興味深い議論がされていましたので、紹介いたします。 by snow_ny | 2004-12-03 10:22 | [言] language
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