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アラキメンタリ -arakimentari-
写真家 荒木経惟といえば..."天才アラーキー"大胆なエッチ写真を撮影し続けるユニークなおじさん ...が第一印象。 同時に、数年前、何気なく本屋で手にした 「東京」の情景を収めた写真集の印象も強く、 こんなに雑多で、かつ、情感あふれる東京を切り取る ことができるものか、と思ったのを覚えています。 荒木氏の作品群に触れ、documentaryを撮りたい!と 来日したアメリカ人が...Travis Klose氏。 荒木氏の撮影に同行、種々の作品群の紹介、日本内外のアーティスト・(荒木氏の写真の)モデルたちの生の声を集めることで、「Arakiの世界」の紹介を試みました。 見終わった感想は... 余りに多くの映像が私を通り過ぎたので、アタマが飽和状態です。 1枚1枚の写真に宿る濃密な雰囲気・空気に圧倒された感も。 同時に、印象的だったのが、さまざまな荒木氏の作品群です。 妻の陽子さんを取り続けた一連の写真には、暖かい眼差しが感じられるようでした。 また、1960年代から撮り続けている「日本人の顔」には、それぞれの味わいがあり、 本当に「人を撮る」ことが好きな人なのだなぁと感じさせられました。 そして、撮った写真にインクなどで再修正を施した、迫力のある作品たち。 それにしても、次々と溢れる荒木氏の映像は、やはりポルノ!なのですが... 荒木氏を語る人たちは、一気に言い切ります。 「芸術か、ポルノか...という二元論を切り捨て、両者の融合に走ったのだ」 監督自身、被写体との間に流れる親密な「関係」をフィルムに残したいのだとか。 ...なかなか面白いひと時でした (^^*) premierということで、上映の後に、監督Travis Klose氏のQ&Aがありました。 「彼に接した前後で作品を見る目が変わったか」、「荒木氏の魅力は?」、というものから、「どれ程度の期間と費用を要したのか」、「fundingは?」という質問まで色々。 日本では、3月5日から渋谷・シネマライズで上映予定だそうです♪ あ、あと、DJ Krushのサウンドが良かったです。 後で監督に聞いたら、「日本では発売しようかと」... Klose監督も、フィルムのプロモーションに再渡日するそうです。 そして、次回作も「東京で...」 日本語も少し勉強したというKlose監督。東京の持つ「何か」に惹かれたようですナ。 それにしても...今日は寒かった!9F(-13度)。週末は雪が降り続ける予報です(/_;) ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
あはは、「天才アラーキー」に関するコメントをするつわものはなかなかおられないようですね。では私が。 確かに荒木経惟といえば、彼のエッチ写真が世で知られ始めたころ、深夜のテレビ番組に出演して「篠山紀信は見るほうを欲情させるために写真取ってるけど、俺は自分が欲情しながら写真取ってんだ」なんていう発言をよく覚えているのですけれど、ある日、紀伊国屋書店で何気なく手にとった「センチメンタルな旅、冬のたび」という写真集を見てその場を動けなくなってしまいました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103800011/qid=1106472544/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-8310755-0074664 (切りましょうか) これは、奥様の陽子さんとの新婚旅行の写真を集めた「センチメンタルな旅」と、彼女が癌で亡くなるまでのプロセスを克明に写真日記として綴った、「冬の旅」を一冊にまとめたもので、新婚旅行での奥様のヌード写真から始まり、愛妻が死にゆくプロセスが写真とともに生々しく描かれていく様に衝撃を受けるとともに、あの大書店の人ごみの中で、目頭がどうにも熱くなってしまい、「やばい、この本今買ってさっさと本屋を出ないと、人前で泣いてしまう」と思い、即座に購入してその場をさったという思い出があります。 見るたびにせつなくなるので、あまり見返すことはありませんでした(日本にあるので、最後にみてから何年も経つ)が、持っているだけで、なんか人生に重みを感ずる写真集ではあります。 と、偉そうに書いちゃったので、照れ隠しもかねて、告白。 実はあたしゃアラーキーのエッチ系の写真集も持ってます。 アラーキーは天才か?それともただのエロオヤジか? 元々は社会派のカメラマンとしてデビュー。 写真の技術も本当は相当なもの。なのにコンパクトカメラを使った作品を多く発表している。 どこか世間にあっかんベーしているようなふしがある。 彼は時代に背を向ける事で自己の表現をしているのでしょう。 受け入れる人と受け入れられない人がいるのはそういうこと。 良い人に思われるのは実は簡単なことで、悪い人に思われるのは本当に難しい事。悪人を演じ続ける勇気は並大抵の覚悟では出来ない。 荒木というエロオヤジは本当はシャイな人。 GON 写真を芸術かポルノか、と区分けすること自体意味がなく、要は受け取る側のの感覚の問題であると考える。美しいと感じさせるか、欲情させるかと問われれば、自分はどちらも感じない。しかし、荒木氏の作品は違う何か、とても言葉では言い表せないものをかんじさせてくれる。まさに天才と呼ばれるにふさわしい人と、個人的には尊敬しております。 N.Yは雪で大変なことになってるみたいで、風邪などひかぬようご注意を。 sabretoothさん、コメントありがとうございます。写真集お持ちなんですね(しかも複数冊)! センチメンタルな旅、冬の旅、どちらもドキュメンタリー中で紹介されていました。 色々な視点から写された奥様の写真、そして、奥様が亡くなる数日前に病室に持っていったというこぶしの花が、静かに花開いた様を写した写真が印象的でした。 荒木氏が「被写体との間に流れる関係を残したいのだ」、と語る訳が判るように思いました。 ああっ、これって確か「1日上映」じゃなかったでしたっけ???? DMを某本屋で見つけて「行かなくっちゃ!」と頭に記憶しただけで忘れてしまった……(涙)。 ああっ…… あたしは断然アラーキー派。 篠山さんもいいけれど、こちらをえぐる情熱には負けるもの。 GONさん、コメントありがとうございます。 人には多面体のように、光の当て方によって色々な側面が見えると思うのですが、今回、今まで知らなかった側面を見ることができたのが、何より楽しかったです。 フィルム中、荒木氏自身が写真を説明したり話したりする部分が相当あったのですが、常に子供のような好奇心とバイタリティを持ち、仕事のすべてをやすやすと楽しくやってのけているような"印象"を受けてしまいます。彼の写真を見、批評しようとする人たちを煙に巻くユーモアをもちつつ、自分の世界を厳しく創造する人なのだろうか、と思いました。 Rueさん、コメントありがとうございます♪ >要は受け取る側のの感覚の問題であると考える。 偶然にも、私を誘ってくれた友人(アメリカ人)が、フィルムを見終わった後に呟いた感想が、同じものでした。(私は「ポルノ?」という第一印象があって見たものですが...)氏の幅広い興味と被写体が、とても印象深かったです。 NYC、1日で随分雪が積もりました。当分10F前後の寒い日が続きますが、厚着で凌ぎたいと思います :) アキツさん、21日が初日で、まだ今週中は上映しているみたいですヨ。 http://www.theimaginasian.com へGO! 1日2度(15:15 & 20:15)の上映です。 もう少し、アラーキーの写真を見てみたいなぁと思いました。 フィルムを通して、氏の情熱(温かみ?)が伝わってきたようです。 snowさん。 ありがとうございます。さっそくチェックしました。今週木曜日あたりに行ってこようかと思います。 アラーキーの映像には他の写真家にない生々しさがあるよね。 SFMOMAで彼の写真集を見つけたとき、日本よりも海外で彼の映像が芸術として評価されていることに喜びを感じました。 アキツさん、日程の合う日があって良かったです!いってらっしゃ~い! 楽しんできてくださいネ。 masaさん、日本ではどうしても、彼の作品が芸術作品なのか、大衆作品なのか(大衆紙への連載も多いので)、と、評価が別れてしまい、素直に芸術としての評価が深まりにくいのでしょうか??芸術か・ポルノかという二元論については、インタビューされた日本人の多くが言及していたことでもあり、controversial な気分が反映されているのでは、と感じました。
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