|
|
たっくん1歳4ヶ月。
この時期の子どもって不思議です。 お話はあまりできないのに、大人の言うことはよく分かっています。 例えば、、 一度二度読んだ新しい絵本でもよく覚えていて、 その絵本の一節を口ずさむと、はっとした顔をして、その絵本を持って来ます。 外出関連の言葉(おんも、お外、靴下、くっく。。。)は、 聞いたとたん小躍り。 また、自分の身体の部位が分かって来て、 「アタマは、鼻は、、、」という指差しもできるように。 聞いたところによると、 10〜15ヶ月くらいの子どもは既に、 300くらいの言葉を理解することができるそうです。 反面、アウトプットが着いて行かないので、 自分の意志がうまく伝えられず、癇癪を起こすこともしばしば。 やってほしいことは、大抵大人の手を引っ張って行って促すか、 「こえ〜?」といいながら指差すことで取ってもらうかどちらかなのですが、 それだけでは伝わらないことも多いようです。 男の子だからか、個性か、今の自発語は数えるほど、という感じ。 「ばー(バス)」、「ぶー(自動車)」、「こえ?(これ(取って))」、「いない」、「いた」、「ぱー(おっぱい)」 後は、宇宙語全開です(笑) さてさて、本題。「バイバイって言わないで!」 です。 たっくん、いろいろと大人の真似をするようになってきました。 手遊び歌では手を動かしたり、 こんにちは、いただきますなどのぺこりとしたお辞儀など、 少しずつ大人の動作をまねているのですが、 いつも耳にする「バイバイ」だけは何度教えてもしてくれません。 「こんにちは」と同じくらい目にする機会の多い「バイバイ」。 お父さんが朝、お出かけするときも「バイバイ」 街で知らない大人の人に話しかけられても、最後には「バイバイ」 他のお子さんにお会いしても、笑顔で手を振り振りする赤ちゃんって多いです。 なので、周囲の大人も、「バイバイ」くらいできるよね〜、という感じで 気軽に「バイバイ」って声かけしてくれることが多いです。 しかし、しかし。 たっくんは決まって、不思議そうに、あるいは怪訝な顔をして見つめるだけで、 決して真似をしようとしません。 お父さんやおばあちゃんなどの知っている人がバイバイすると、一人、あらぬ方向を見てしらんぷり。 これが結構不思議でした。 こういう時は、大好きな縫いぐるみさんを使って教えるに限る!と、思い立ち、 くまさん、ワニさんに登場願いました。 夜、一緒に遊んでいる時に、 くまさんが手を振って、「バイバイ〜」と、お母さんの陰に隠れて行きます。 ワニさんも手を振って、「バイバイ〜」 あれ、、たっくんの顔が、みるみる曇っていきました。 口はへの字に、きゅっとひき結ばれ、涙目になってます。 ちょっと驚いた母さんは、慌ててワニさんを後戻りさせ、たっくんの笑顔を取り戻したのですが、、 ひとしきりワニさんと遊んだ後に、再び「バイバイ」を試してしまいました。 手を振って「バイバイ〜」と後退させて行くと、 たっくんの顔がくしゃくしゃになり、「うわーん!」と、大泣き。 そうだったんだ、バイバイは悲しくてイヤだったのね。 もう少し前、朝、父さんがバイバイするたびに号泣していたのを思い出しました。 しばらくして泣かなくなったけど、 バイバイする父さんの顔を見ないようになったたっくん。 バイバイはまだ、覚えたくないようです。
by snow_ny
| 2010-10-18 23:29
| [日] day-to-day
|
| [雪] snow :) [紐] NYC & US [言] language [食] food & cooking [動] sports [美] museum [演] entertainment [占] fourtune :) [旅] travel [US] [旅] travel [Euro] [旅] Travel [Canada] [旅] travel [Asia] etc... about this blog :) [写] NATURA 2010年 11月 2010年 10月 2010年 06月 2009年 11月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 05月 2009年 01月 2008年 06月 more...
|
ファン申請 |
||